今年の夏至(昨日)は、ちょっと特別だったらしい。太陽が一年でいちばん高く昇る“南中点”が、なんと日本の中心・皇居のほぼ真上に重なったんですって。
この現象、日本の歴史上初で?!起こる確率は奇跡的みたい。

何だかすごそう!!!
天体の巡りと、私たちの暮らしがつながっているような、そんな不思議な気配を感じずにはいられません!!!
そんな変容のエネルギーが満ちる夏至前夜から当日、私が二人の素敵な女性から頂いた問い。
**“命の輝き”って何だろう?**
**本当にやりたいこと夢中になるってどんなだろう?**
今日は、深くわたしが心を動かされた夏至の日のお話をお届けします。
アフリカ・ウガンダ帰りのあやちゃんとキャンプの夜
夏至の前日は、旦那さまお気に入りのキャンプ場へ。


五箇山の合掌造りで有名な相倉集落の中でキャンプができるという、私たちのお気に入りキャンプ場。
そこに私たちと今回ご一緒してくれたのは、海水温熱セラピストとして日本中を旅をしながら施術している高橋あやちゃん。
こちら→沖縄発祥の温熱療法:海水温熱「彩絖」のHP
あやちゃんは少なくとも3ヶ月に一度くらいのペースで、施術旅の途中に我が家に立ち寄ってくれる「まるで家族のような存在」。そんなあやちゃんは今回なんと!!アフリカ・ウガンダの秘境ガヒザ村から帰ってきたばかり。このパワフルな夏至のタイミングでウガンダでの思い出などを聴きながら、一緒に大自然の中で焚き火ができるなんてもう最高でしかない!
さて、どうしてあやちゃんはアフリカ・ウガンダの秘境ガヒザ村へ行っていたのか?


彼女は発起人であるアフリカズさんが立ち上げた現地の素材だけを使い、人と自然が共生するエコビレッジを築くプロジェクト『国際都市構想・天地の宮』に参加するためにアフリカ・ウガンダの秘境ガヒザ村を訪れたそう。そのガヒザ村で「エコビレッジビルダー」として世界中で活躍されている山納銀之輔さんと共に、村づくりを3週間がっつり体験してきたパワフル素敵女子!
そんなあやちゃんがアフリカ・ウガンダの秘境ガヒザ村で何を感じてきたのか?
あやちゃんから紡ぎ出された愛の言葉を、少しシェアさせてください。
「毎日がもう、、、本当に幸せだったの」
「わたしは料理場の担当でね、朝6時には自然と勝手に目が覚めて、ワクワクしながら1日が始まるの」
「銀ちゃんから何一つ強制されたことが3週間一度もなくて、みんな好きなことを好き勝手にやってるだけなのに、不思議と調和してたんだよね」
そんなふうに話すあやちゃんは、彼女の命そのものが楽しさとワクワクで膨らんでいるみたいに見えました。
「命を輝かせるためにウガンダに行ったんだって、心から思えたの」
「“面白い”って、最強のエネルギーだよね。私が今度はワクワクの感染源になって、どんどん広げたいって思ってるの」
その言葉に、私は何度もうなずきながら。
そして、時には今の自分とのギャプに頭を抱え込んでしまいそうになっていましたが(笑)
「好きなことに没頭してるとき、している人って本当に美しいな」
そう、しみじみ感じました。
千住真理子さんのヴァイオリンと生命の輝き
そして大自然のキャンプ場から帰宅して太陽が真上にちょうど登った頃。
夏至当日の午後。
旦那さまがずっと楽しみにしていた、千住真理子さんのヴァイオリンリサイタルへ。


今年は彼女の演奏活動50周年という節目。
12歳でデビューし、人生の大半をヴァイオリニストとして歩んできた真理子さんが奏でる音色は、ただ美しいだけでなく、生きてきたすべての時間が詰まっているようでした。
そしてこの日、スペシャルゲストとして登場したのが、実のお兄さんでもある作曲家の千住明さん。
兄妹がステージで向かい合い、演奏し、言葉を交わす姿はとてもあたたかく、
その空間すべてが「家族の愛」と「音楽への情熱」と「溢れる個々の才能」で満ちていました。
明さんが語った、
「“妹のために書いた曲”を、50周年という節目に一緒に演奏できることが幸せ」
という言葉に、会場全体がじーんとした空気に包まれました。
好きなことを命のままに生きるということ
あやちゃんにも、千住真理子さんにも、共通していたのは、“好き”にまっすぐであること。
好きだからこそ命を注げる。
そして自分の”好き”に対して命を注いでいるからこそ、人の心に深く届くものを生み出せるんだって思いました。
そして、”楽しい”ワクワクがその人から溢れている(輝いている)ということ。
そして、そんな姿を人は目の前にした時、涙が溢れるということ。
いやぁ・・・正直ですね。
私はというと・・・
キャンプ当日も、「できそうだから」「嫌いじゃないから」という理由で仕事を選びかけていました。
「これくらいはお給料ないと生活できないから」・・・と数字や条件で仕事を選びかけていました。
応募しても面接にも行けないんだから(書類で落ちまくってますWW)「もう、前の職場に戻る形がベストなのか?」と、自分の気持ちを無視しかけてました。
それって本当に心から望んでることだったかな?
違うよね???
それ、楽しいの??やりたいことなの?
ワクワクするから、それをやっていて楽しいし、それが好きだからその仕事をしている。
命が喜ぶから働いている。
楽しくてしょうがない。わたしはそれに夢中なの。
そんなふうに働けたら・・・
きっとそれが“本当の幸せな仕事”なんじゃないかって、あらためて思いました。
生命の光が差し込む夏至
夏至は、一年でいちばん陽のエネルギーが高まるとき。
ここから先の半年、どんな光を自分の中に差し込んでいくのか──それを選び直すタイミングでもあるのかもしれません。
“好き”という種を、自分の中にまいていこう。
効率とか、正解とか、それだけじゃない人生の喜びを、自分の命で表現していこう。
いま、この瞬間を楽しむこと。(わたしは意外と忘れている・・・)
自分が楽しいということは何か?もう一度想い出そう!
もっと夢中になってみよう。
イヤイヤでする仕事より、ワクワクでする仕事。
夏至にわたしが受け取った彼女たち二人の生命の輝きが、
あなたの中の何かも、ふわっと照らしてくれたらうれしいです。
LOVE Toyamariko
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